これからどうなるのか
僕はいま、とんでもなく生きづらい人生を自分で作っている
これからどうしたらいいかわからない
頭が全然働かない
やる気が出ない
ずっと引きこもっていたせいか外に出たくても出れない
こうやって文章を書いてることがすごいぐらいだ
大学をやめて2年半
もしかしたら最悪の選択をしてしまったのかもしれない
やめた当初はやる気に満ち溢れてた
起業する! プログラミングで稼ぐ! ブログで稼ぐ! 留学する! 中国語も喋れるようにする! Youtubeやろう! 動画編集で稼ごう!
いろいろ、やろうとは思った
でもなに一つ達成できなかった
2年半なにをやっていたんだろうか?
大学に行っていた方が良かったのか?
たくさんの書籍に投資した
だけど何か変わったわけじゃない
実際、行動が変わったか?頭が良くなったか?
そういうわけでもない
買って満足している自分がいる
読書をしているだけで他の人とは違うと勘違いしている自分がいる
これからどうなるのか
『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード』石田勝紀
本書の問い
- 同じ勉強をしているのに、なぜ差がつくのだろうか?
『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード』とは?
僕は昔から勉強が嫌いで勉強をしない頭の悪い人間でした。
高校1年生の時に部活を辞め、それから勉強にハマり勉強好きになりどんどん成績を上げていくことができました。
しかし、同じクラスには学年で成績トップの子がいました。
その子は授業中は後ろの女の子とずっと喋ってたり、家ではずっとゲームをしていると言ってあまり勉強をしている気配がありませんでした。(きっと、家で猛烈に努力してたのかもしれないですけど。でも学校にいる間は全く真面目に授業は受けていませんでした。)
それに対して僕は授業中は授業だけに集中し、テスト前は1日中勉強しまくっていました。
でも、毎回順位はクラスで2番。
1番の壁は壊すことができませんでした。
そして、この時期に「なぜ、同じ授業を受けていてこんなに差がつくんだ?」と考え始めました。
今回、本書を読んで4年越しに疑問が少し解けたような気がします。
本書に書かれていたこと
東大生に共通する3つのこと
1ボキャブラリーが豊富 2集中して人の話を聞く 3自らの意見を必ず語る
- 教える側である先生は文章が読めているため子供たちが読めていないことがわからない。
- 国語ができる子とできない子の差は「読解力」にある。
- できる子は日常すべてが学びの人。
日常すべてを学びにする子にするには?
→「気づく楽しさ」「知る楽しさ」「考える楽しさ」を知る必要がある。
楽しさを知るには?
→発言内容を否定しない。
- 日常全てが学びの人=「頭脳のOSのバージョンが高い人」
OS=「考える力」
- 文章を読んでいる時は2種類の読み方がある。
・意味を理解しながら読んでいる読み方」
・「字ズラだけを追っている読み方」
字ズラだけを追っている読み方は100%国語ができない。他教科も伸び悩む。
- 教育とはシンプルでなければいけない。
そこで大切のはシンプルな「言葉」を使うこと
シンプル=マジックワード
本書に出てくる「頭脳のOS」をバージョンアップする「 10 のマジックワード」
1「なぜだろう?」
2「どう思う?」
3「どうしたらいい?」
4「要するに?」
5「たとえば、どういうこと?」
6「楽しむには?」
7「何のため?」
8「そもそも、どういうこと?」
9「もし~どうする(どうなる)?」
10「本当だろうか?」
本書ではこちらの10のマジックワードを1つずつ詳しく「なぜ」「どんな時に」「どうして」使うのかが書かれています。
気になった方はぜひ、本書を手に取り確認してみてください。
学んだこと
『頭の良い人は寝るとき以外ずっと考えている』
確かに僕は字ズラをただ追っていたし、なにも考えて来ませんでした。
読書をしないので現代文は毎回点数が低かったです。
記憶力だけは高かったのでそれのおかげでなんとか成績を上げることができたんだともいました。
これからは本書に書いてるマジックワードを定期的に見直します。
そして、頭に叩き込み寝るとき以外は常に考えて生きていこうと思いました。
『ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 集中力 』 ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
本書の問い
- どうすれば人は集中できるのか?
『集中力』とは?
「集中」
僕はこの字を見て真っ先にこの本を購入しました。
帯に書かれていた石川善樹さんの「どうすれば人は集中できるのか」。
これはまさに、僕が最近1番悩んでいたことでした。
ハーバード・ビジネス・レビューシリーズは有名な科学者の方々がわかりやすくエビデンスを載せ、且つ短く書かれているのでオススメです。
全部は読まず研究結果が書かれている部分だけを読んでも充分だと思います。
本書に書かれていたこと
- 日本人が1番集中できない場所はオフィスである。
日常生活で集中を阻害する要員は「同僚とスマホ」。
人は集中状態に入るために23分の時間が必要。だけどオフィスでは11分に1回の
割合で周りの人に話かられるか、メールかチャットが届く。
(調査では集中できる順に、公園97%、喫茶店83%、ホテルロビー77%、
新幹線 70%、図書館67%、オフィス43%という結果が出ている)
- がむしゃらな意志の力だけでは、短期的には頑張れても長くは続かない。
問いを立て、行動し、小さな報酬を結びつけるなどの試行錯誤を習慣化する
ことが大切。
- 悲観的になると関心が閉ざされ、楽観的でいると関心が広がり、予期しない新鮮なものを受け入れる姿勢が強まる。(「人生のすべてが理想通りに展開したら、10年後には自分は何をしているだろう」と考えると気持ちを前向きになる)
- 生き残るには悲観的な見方が必要。成功するには楽観的な発想が求められる。
- さまざまな刺激のせいで気が散り、集中できないでいると、自分は生産的ではないという気がしてストレスを覚え、そのことがさらに集中力を阻害する
- 集中できない時にもっと集中しようとすることは逆効果。ストレスの原因と阻害していることを知る必要がある。紙などに書き出して原因を探る。
集中する方法
本書ではいくつか集中する方法が書かれていました。
もちろん知っていることも書かれていたのですが、初めて知ることも多く書かれていました。
今回はあまり知られていない集中する方法をピックアップしていこうと思います。(スマホの通知をOFFにする、マインドフルネスをするなどは今回省略します)
- 人と目が合わない構造を作る
- 視界に入る植物を多くする(心理的リラックス効果がある)
- 自然音を流す(集中力・生産性の向上やリフレッシュ効果)
- 自然光に近い光を浴びる(体内リズムを整え集中する)
- 集中する内容を先に予約する(「何分かけて何をやるか」決めると良い)
- 自分が何を考え、感じているかを理解する(感情、衝動を抑える、他人からどう見られているかに気づく、他人が自分に何を求めているのか理解する)
- 相手に関心を集中する(他者の視点を理解する力、他者の感情をくみ取る力、相手が自分に何を求めているかを察知する力)
- 昼寝をする(10分間の昼寝をすると、脳がずっと明晰になり、注意力も上がる)
学んだこと
本書を読む前は集中が途切れた時の対処法は「スマホを視界に入る場所に置かない」や「周りの雑音で集中できない場合は環境を変える」などの対処しか考えられませんでした。
だけど、本書を読んだことで「自分の内側を見つめること」が大事だと学びました。
これからは集中できなくなったら自分が何にストレスを感じ、どう考えているのかを認識していきます。
集中できなくなったらまずは自分の内側に目を向ける。
それでも、ダメだったら本書に書かれていた集中する方法を実践する。
これを心がけていきたいです。
『東大の先生! 超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください!』三浦俊彦
本書の問い
-
「アート」とは?
-
アートとデザインの違いは?
-
アートはなんの役に立つのか?
ビジネスに効くアートとは?
最近、アートが流行してきて、アートに関するビジネス書がたくさん出始めてきました。
僕はこのアートの流行に乗っかった1人で実際に何冊かアートに関するビジネス書を読みました。
こちらの本は本屋さんに行った時にアートという文字とイラストや会話形式で書かれておりわかりやすかったので購入して読んでみました。
結果、アートの基礎知識を身につけることができました。
本書の要約
- アートは「常識をブチ壊す工夫」である。驚きを与えて、人の価値観を揺さぶるほどアートの価値は高い。
- アートは「脳の刺激材」としては最高で最強。
基本的に制作者が「この作品に触れれば、いままで感じなかった何かを感じて
もらえるのではないか」という信念に従って提示するものだから。
- デザインとは人の生活に入り込む実用的なもの。
アートとは人の生活と切り離された非実用的なもの。
例)カラフルなお皿を食事用として使う→デザイン
カラフルなお皿を壁に飾る→アート
- アートの3つの効用
・「教養としてのアート」→文化的な人間として備えておくと有利
人としての価値を高めてくれる。
・「刺激材」としてのアート→自分の常識を少しずつ入れ変えていく
脳に刺激を与え今まで感じなかったことを感じられ
クリエイティブにしてくれる。
・「人生の本番」としてのアート→鑑賞や創作行為を通じて自分に意識を
向ける。
「今を生きている」自分を見つめ直す機会を持てる。
- 芸術は3つに分類できる
①「ハイアート」と「ローアート」
「アートとしての価値の高さ」「いかにアートらしいか」
「アート=現実から離れているもの」
②「視覚芸術」と「言語芸術」と「聴覚芸術」
3大アート→「美術」「文学」「音楽」
③「純粋芸術」と「合成芸術」
純粋芸術と言われるものの方が「よりアートらしい」と評価される。
例)ピアノ→純粋芸術 オペラ→合成芸術
ピアノは「純粋にピアノ曲で勝負している」
オペラは「歌」と「文学」が合成されている。
アートとして評価されるのはピアノ。
- アートと向き合った時の反応は2種類
①作品が作る世界にのめり込んで自分をなくす
②作品を見ている自分の感受性を確かめながら芸術作品に対峙する
学んだこと
・アートとは普段とは違う知らない世界を体験し新しい自分に出会うためのもの。
・娯楽作品は「わかりやすさ」が価値。
アートに興味を持てなかったのは「わかりにくい」からだったのかも。
・アートは「今ここにいる」を感じられる。マインドフルネス要素がある。
・女性のほうがユーザーに寄り添ったデザインや企画とかを考えやすい。
・アートが好きな人は基本的にオープンマインド。それは「心に余裕がある」ということ。
・どんなジャンルでも基本的に若いときの作品のほうが良い。 なぜかというと、アートはある程度バイアスがかかって偏っているほうがパンチがあるから。
アートって難しいって感じてしまってあまり触れることが今までありませんでした。
ですが、本書でアートは「わかりにくいほど価値がある」「アート=現実から離れているもの」ということを知り、アートの見方が変わりました。
これを機にアートにたくさん触れていこうと思いました。
アクションプラン
・週1日1時間からでもアートに触れる時間を作る。
・自分で創作活動をする。(僕の場合はDTMや動画編集です)