『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード』石田勝紀
本書の問い
- 同じ勉強をしているのに、なぜ差がつくのだろうか?
『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード』とは?
僕は昔から勉強が嫌いで勉強をしない頭の悪い人間でした。
高校1年生の時に部活を辞め、それから勉強にハマり勉強好きになりどんどん成績を上げていくことができました。
しかし、同じクラスには学年で成績トップの子がいました。
その子は授業中は後ろの女の子とずっと喋ってたり、家ではずっとゲームをしていると言ってあまり勉強をしている気配がありませんでした。(きっと、家で猛烈に努力してたのかもしれないですけど。でも学校にいる間は全く真面目に授業は受けていませんでした。)
それに対して僕は授業中は授業だけに集中し、テスト前は1日中勉強しまくっていました。
でも、毎回順位はクラスで2番。
1番の壁は壊すことができませんでした。
そして、この時期に「なぜ、同じ授業を受けていてこんなに差がつくんだ?」と考え始めました。
今回、本書を読んで4年越しに疑問が少し解けたような気がします。
本書に書かれていたこと
東大生に共通する3つのこと
1ボキャブラリーが豊富 2集中して人の話を聞く 3自らの意見を必ず語る
- 教える側である先生は文章が読めているため子供たちが読めていないことがわからない。
- 国語ができる子とできない子の差は「読解力」にある。
- できる子は日常すべてが学びの人。
日常すべてを学びにする子にするには?
→「気づく楽しさ」「知る楽しさ」「考える楽しさ」を知る必要がある。
楽しさを知るには?
→発言内容を否定しない。
- 日常全てが学びの人=「頭脳のOSのバージョンが高い人」
OS=「考える力」
- 文章を読んでいる時は2種類の読み方がある。
・意味を理解しながら読んでいる読み方」
・「字ズラだけを追っている読み方」
字ズラだけを追っている読み方は100%国語ができない。他教科も伸び悩む。
- 教育とはシンプルでなければいけない。
そこで大切のはシンプルな「言葉」を使うこと
シンプル=マジックワード
本書に出てくる「頭脳のOS」をバージョンアップする「 10 のマジックワード」
1「なぜだろう?」
2「どう思う?」
3「どうしたらいい?」
4「要するに?」
5「たとえば、どういうこと?」
6「楽しむには?」
7「何のため?」
8「そもそも、どういうこと?」
9「もし~どうする(どうなる)?」
10「本当だろうか?」
本書ではこちらの10のマジックワードを1つずつ詳しく「なぜ」「どんな時に」「どうして」使うのかが書かれています。
気になった方はぜひ、本書を手に取り確認してみてください。
学んだこと
『頭の良い人は寝るとき以外ずっと考えている』
確かに僕は字ズラをただ追っていたし、なにも考えて来ませんでした。
読書をしないので現代文は毎回点数が低かったです。
記憶力だけは高かったのでそれのおかげでなんとか成績を上げることができたんだともいました。
これからは本書に書いてるマジックワードを定期的に見直します。
そして、頭に叩き込み寝るとき以外は常に考えて生きていこうと思いました。